アイスランドのElliðaey島にある孤独な家は、黙示録の際に億万長者の避難所となったり、宗教的狂信者の住まいとなったりと、数多くの説や憶測を生んできました。
しかし、これらの説は否定されており、この孤島にまつわる本当の話は、1950年代にElliðaey Hunting Association の、ツノメドリの避難所として建設されたことにさかのぼります。Elliðaey 島は、約90年間無人島で、絶滅の危機に瀕している鳥の理想的な営巣地です。
環境保護活動家たちはこの島を訪れ、夏の繁殖期にツノメドリの監視と保護にこのロッジを利用しています。
離島にある絵に描いたような孤独な家(電気もガスもない)は、おとぎ話に出てきそうな雰囲気かもしれません。しかし、アイスランドの孤島、Elliðaey に実在する家なのです。
そして、この孤島に社会から隔絶された宗教マニアが住んでいたとの噂が流れました。また、この家と島をアイスランドのシンガーソングライターBjörk と結びつける説も有力です。
約90年間無人島であったElliðaey 島は、この絶滅危惧種の鳥にとって理想的な営巣地です。面積は110エーカー(約44.51ヘクタール)で、ツノメドリと呼ばれる北方系の鳥や他の鳥類が多く生息しています。